長崎ぶらぶら節 なかにし礼 新潮文庫

公開日: 2013年2月11日月曜日 五つ星あり 出版社_新潮文庫 著者_なかにし礼

長崎ぶらぶら節 なかにし礼 新潮文庫


□マイブックミシュラン(星最大5つ)

読みやすい ☆☆☆☆
心にひびく ☆☆☆☆☆
発見がある ☆☆
ビジネス書 ☆
人生ヒント ☆☆☆







□ブログ管理者評

途中、目頭が熱くなった。いろいろ小説を読んでいたが、この本が初めてのことだった。同じ目的を持って歩み進んでいくことが、人にとって最も崇高なことなのかもしれない。

たかが、と言ってしまえばそれまでだが、消滅した唄を復活させるためだけにどうしてその生涯を賭けれることができるであろうか。

僕が同じ立場であれば、「消えてなくなるのは淋しいなあ」程度にしか思えないはずで、まして行動を起こすなどできようもないのである。

ただ、それは長崎学の研究者・古賀という男性と唄の名手である愛八(あげはち)という特別な二人だから為しえたのであり、それは運命的に言えば"義務"であったろう。もしくは"人生における仕事"と言い換えても良い。

読後、僕の人生の仕事は何であろうかと、考えずにはいられなかった。








□内容紹介

長崎・丸山遊里の芸者愛八が初めて本当の恋をしたのは、長崎学の確立を目指す研究者・古賀十二郎だった。「な、おいと一緒に、長崎の古か歌ば探して歩かんね」。古賀の破産を契機に長崎の古い歌を求めて苦難の道を歩み始める二人と、忘れられた名曲「長崎ぶらぶら節」との出会い。そして、父親のいない貧しい少女・お雪をはじめ人々に捧げた愛八の無償の愛を描いた、第122回直木賞受賞作。

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□作者プロフィール

なかにし礼(ナカニシ・レイ)
1938(昭和13)年、中国黒龍江省牡丹江市生れ。立教大学文学部仏文科卒業。シャンソンの訳詩家を経て、作詞家に。「石狩挽歌」「時には娼婦のように」他多くのヒット曲を生み「天使の誘惑」「今日でお別れ」「北酒場」で日本レコード大賞を3回受賞。他にも同作詩賞2回、ゴールデンアロー賞、日本作詩大賞など受賞歴多数。クラシック界にも活動の場を広げ、オペラ「ワカヒメ」「静と義経」、オラトリオ「ヤマトタケル」、世界劇「眠り王」「源氏物語」などの作品がある。1998(平成10)年、『兄弟』を発表して小説家に。2000年、『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。『赤い月』ほか著書多数。







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